スティーブ・ジョブズはミニマリストだったのか?
スティーブ・ジョブズはミニマリストであったと言われています。実際に彼は、製品設計においても人生においてもミニマリストでした。
彼は若い10代の後半に非常に特殊な世界観に導かれました。この世界観こそがミニマリズムに通じるものです。
実際にスティーブ・ジョブズはミニマリストだったのか?彼の生活から、ミニマリストであるライフスタイルがあります。
スティーブ・ジョブズは、アップルの創業者でCEOでした。
つまり、大金持ちです。それにも関わらず倹約家でした。
スティーブ・ジョブズは金持ちになっても金持ちが行うライフスタイルを行ないませんでした。スティーブ・ジョブズの家は平均的な家庭の大きさの家です。一時期は大きな家に住んでいたこともありますが、晩年はこの家に住んでいました。
スティーブ・ジョブズはモノを持つことに非常に慎重でした。
スティーブ・ジョブズはミニマリストだったので、ティファニーのランプとベッド、椅子くらいしか部屋にない時もありました。
スティーブ・ジョブズは家具を選ぶにも慎重で、ジョブズ夫妻は8年にわたり家具選びについて議論していました。
この家を知ったビル・ゲイツはなんの警備もないことに驚きました。
また、スティーブ・ジョブズがミニマリストである特徴の一つは彼のシンプルなワードローブです。彼はいつも、ジーンズに黒のタートルネックを着用していました。ちなみにスティーブ・ジョブズのいつも着ていた服のブランドはこれです。
眼鏡 ルノア
靴 ニューバランス
トップス イッセイ ミヤケ
ボトムス リーバイス501
スティーブ・ジョブズはコートを持っておらず、時には凍えるような寒さを耐えることもありました。
また、スティーブ・ジョブズがミニマリストである証拠は車のナンバープレートをなしで走っていたこともあります。
ミニマリズムは、人生にとって本当に価値のあるものだけに焦点を当てることで幸福度を上げます。逆に本当に価値あるもの以外は減らします。これは、例えばミニマリストが服を減らしたり、人間関係を断捨離したりするなどです。
スティーブ・ジョブズがアップルに復帰した時に、最初に行ったことは、製品ラインナップを絞り込むことです。いらないものを削ぎ落とし、本当に必要なものだけを残す。まさにミニマリズムであり禅的でもあります。
スティーブ・ジョブズがなぜミニマリストになったかというと、これは禅や仏教、様々な自己啓発から影響を受けたからです。
冒頭に記述した、特殊な世界観に導かれたとは禅や仏教などのことです。スティーブ・ジョブズはミニマリストというだけでなく、スピリチュアルにも系統していくのです。スティーブ・ジョブズの愛読書の一つに「あるヨギの自叙伝」があります。こちらの本はかなりスピリチュアル色が強いので、スティーブ・ジョブズのスピリチュアルへの傾倒具合がわかります。
スティーブ・ジョブズは養子だったため、自らの生きる意味を模索していました。禅にも傾倒していきます。そこで乙川弘文に師事します。禅センターで座禅をしていたのです。座禅や瞑想については、別の記事でミニマリストと瞑想の基本を書いてますのでご覧ください。
この乙川弘文という、僧侶は聞いたことがある方もいると思いますが、スティーブ・ジョブズのメンターです。若い頃からずっとスティーブ・ジョブズとは蜜月関係でした。
特に、スティーブ・ジョブズがアップルを追われ、ピクサーのCEOだった時に関係が深まっています。
一時期、スティーブ・ジョブズは豪邸に住んでおり、そこで乙川弘文と同居しています。
さらに、スティーブ・ジョブズの結婚式を取り仕切ったのも乙川弘文です。スティーブ・ジョブズは乙川弘文に多額の献金をしています。その額は数千万円とも言われています。
スティーブ・ジョブズは若い頃、自分の生きる意味を模索して禅センターに通います。乙川弘文の家にも深夜尋ねて、いろんな質問をぶつけます。
スティーブ・ジョブズは、僧侶になるために永平寺で修業したいと言いました。乙川弘文は彼の才能を見抜き、ビジネスと精神世界は両立できるとアドバイスしています。若かりし頃からスティーブ・ジョブズはおそろしく頭が切れる人物だったと乙川弘文は証言しています。
ここまで、スティーブ・ジョブズが傾倒した乙川弘文とはどういう人物だったのか?乙川弘文の生家は曹洞宗のお寺です。
さらに、京都大学の大学院卒のエリートです。
そんな乙川弘文は、曹洞宗の僧侶として日本にいましたが、アメリカの禅センターに行くことになりました。アメリカで座禅を教えていました。晩年は大学でも教えていました。
この乙川弘文にジョブズは魅了されています。なぜジョブズほどの人物がこの乙川弘文に魅了されていたのでしょう。ジョブズの関係者はこのように証言しています。乙川弘文にはある種の特殊能力があったと。その特殊能力とは、未来を予測する能力だと。このような特殊能力にスティーブ・ジョブズは嫉妬し畏敬の念さえ覚えていました。
乙川弘文に近い関係者によると、いつ来客者が来るかや先見の明は確かにあったと言っています。このあたりはややスピリチュアルな領域ですが、スピリチュアルにかぶれていたスティーブ・ジョブズらしいといえばらしいかもしれませんね。
私も買って読みましたが、謎に包まれた僧侶の乙川弘文氏について書かれた本「宿無し弘文」という本がありますので、興味ある方は読んでみると面白いです。
スティーブ・ジョブズのファンの方にも彼のスピリチュアルなバックボーンについて垣間見ることができます。ただ、メインは乙川弘文氏なのでスティーブ・ジョブズが出てくるところはそんなにはありません。ただ、そのほかのスティーブ・ジョブズ関連の書籍にはあまり出てこない乙川弘文氏との関わりについて知れるのは面白かったです。禅や仏教などの宗教、自己啓発、スピリチュアルの方面に興味あるかたは特に面白いかもしれません。
そんなバックボーンがあって、スティーブ・ジョブズはミニマリストになっています。人生のあらゆる領域においてシンプルであり、削ぎ落とすことを重要視しているのです。これはミニマリズムでもあり禅的でもあります。
スティーブ・ジョブズについて、あまり詳しくない方でもスタンフォード大学のスピーチについてはご存知でしょう。ちなみに彼はリード大学を中退しています。母校ではありません。
・今日が最後の一日だと思って生きる。・点と点が繋がり線となる
これらのスティーブ・ジョブズの言葉は禅でも言われる言葉です。このようにスティーブ・ジョブズが魅力的な人間で今もなお人々を惹きつけてやまないのは、彼のカリスマ性や実績だけでなく彼の信じていた信念にもあるのでしょう。
ということで、ミニマリストというのは我々一般人だけでなくスティーブ・ジョブズのような有名人にもいるという話でした。
そしてここに最後にスティーブ・ジョブズの最後の言葉と言われているものを以下に引用します。人生にとって大切なことは何なのかを考えさせられます。
私は、ビジネスの世界で、成功の頂点に君臨した。他の人の目には、私の人生は、成功の典型的な縮図に見えるだろう。
しかし、仕事をのぞくと、喜びが少ない人生だった。人生の終わりには、富など、私が積み上げてきた人生の単なる事実でしかない。
病気でベッドに寝ていると、人生が走馬灯のように思い出される。私がずっとプライドを持っていたこと、認証(認められること)や富は、迫る死を目の前にして色あせていき、何も意味をなさなくなっている。
この暗闇の中で、生命維持装置のグリーンのライトが点滅するのを見つめ、機械的な音が耳に聞こえてくる。
神の息を感じる。死がだんだんと近づいている。。。。 今やっと理解したことがある。人生において十分にやっていけるだけの富を積み上げた後は、富とは関係のない他のことを追い求めた方が良い。
もっと大切な何か他のこと。それは、人間関係や、芸術や、または若い頃からの夢かもしれない。終わりを知らない富の追求は、人を歪ませてしまう。私のようにね。
神は、誰もの心の中に、富みによってもたらされた幻想ではなく、愛を感じさせるための「感覚」というものを与えてくださった。
私が勝ち得た富は、(私が死ぬ時に)一緒に持っていけるものではない。私が持っていける物は、愛情にあふれた思い出だけだ。
これこそが本当の豊かさであり、あなたとずっと一緒にいてくれるもの、あなたに力をあたえてくれるものあなたの道を照らしてくれるものだ。
愛とは、何千マイルも超えて旅をする。人生には限界はない。行きたいところに行きなさい。望むところまで高峰を登りなさい。全てはあなたの心の中にある、全てはあなたの手の中にあるのだから世の中で、一番犠牲を払うことになる「ベッド」は、何か知っているかい? シックベッド(病床)だよ。
あなたのために、ドライバーを誰か雇うこともできる。お金を作ってもらうことも出来る。だけれど、あなたの代わりに病気になってくれる人は見つけることは出来ない。物質的な物はなくなっても、また見つけられる。
しかし、一つだけ、なくなってしまっては、再度見つけられない物がある。人生だよ。命だよ。 手術室に入る時、その病人は、まだ読み終えてない本が1冊あったことに気付くんだ。「健康な生活を送る本」
あなたの人生がどのようなステージにあったとしても、誰もが、いつか、人生の幕を閉じる日がやってくる。あなたの家族のために愛情を大切にしてください。あなたのパートーナーのために、あなたの友人のために。そして自分を丁寧に扱ってあげてください。他の人を大切にしてください。
